資金繰り表から「日別」資金繰り表へのシフト
2019年10月1日
みなさん、こんにちは!
税理士の中野です。
資金繰りが厳しくなってきたときに作るもの、それが資金繰り表ですよね。
現在の資金残高から、将来の入出金の予測を立てて 数ヶ月先から数年後までの月末の現金預金の残高を予測するものです。
これがあれば、いつ頃融資を受けないとダメなのか、 設備投資を予定しているけれど本当に実行して平気なのか。
そんなことが丸分かりになる優れものです。
ところが資金繰りが逼迫してくると、通常の資金繰り表つまり月末の残ではなく、日別の資金繰り表を作る必要が出てきます。
月末の残高はあるんだけど、月中の給与の支払いがきつい、無理、などとなる危険性が増してきたときに、入金と出金のタイミングを見計らいながら支払いをコントロールし、入金遅れがないかチェックしていきます。
よくある経営者のお話としては、「多分大丈夫だとは思うんだけど資金繰り厳しいんだよね」というご発言。
こういう時に数ヶ月先までの日別資金繰りを作ってもらうと、後日慌てた様子でお電話をいただくことが多いです。
「2ヶ月後ショートするところだったよ!!」 みなさんも、手間暇かけないと大変なことになる可能性があるということをご理解いただければ幸いです。
ご自身で作成する時間がない、などお困りごとがありましたら我々までご一報ください。