【職業会計人】調べ物の手順
2016年5月5日
みなさん、こんにちは!
港区南青山の税理士法人わかばです。
今日は青山に家族で来ています。
ま、家族は原宿へ、そして私は事務所へ、ですが(笑)
夜は外苑の肉フェスいって来ます!
今回は、ちょっと税理士事務所向け過ぎるかもしれませんが
うちの事務所も新しい人が結構入ってきているので
以前所内に通達した内容の復習になります。
税務、会計、その他もろもろ調べる事が多いのが
税理士事務所系の仕事としては多くなります。
で、職員さんが私の所に聞きにくるのですが、
「○○の件ですが、どうしましょう?」
って来るわけです。
そこで私は、
「どうしましょう?では無いよね?
こうこうなんで、こうこうが正しいと思いますが
いかがでしょうか?」
と聞いて下さい。と答えます。
要は、【両手ぶらり戦法】で来ないでねということです。
即時ノックアウトですよ(笑)
正社員には、
候補を三つ持って来なさいとも伝えています。
「こうこうなんでこうだと思います。しかし、こうこうとこうこうと
いう可能性もあるのでそちらも確認しました。
検討の結果はこうこうがこうこうなんで最初の案で良いと
自分は思っていますが、いかがでしょうか?」
ここまでの提案があれば、私の仕事はほぼ「Yesというのみ」です。
最初の「どうしましょう?」の質問の場合との違いが
よく分かって頂けると思います。
成長がとにかく必要なこの業界。
みなさん(税理士法人わかばの皆さん)、頑張って下さいね。
さて、今回のテーマ
「調べ物の手順」ですが、効率化を考えると
下記の手順が私のお勧めです。
★調べなければならないこと発生
①図解法人税(その他図解シリーズ)
理由:あんまり難しくなく、かつ全般的に情報が載っている
②インターネット
理由:時間ばっかりかけられないので、合理的に調べる
または全く予想もしない取り扱いが載っていることがあって
ミスの予防にも役立つ
③タックスアンサー
理由:やはりなんと言っても国税庁の情報
定期同額、特殊法人など個別のQ&Aなどもある場合は熟読、そして暗記
④問答集
理由:そのものずばりの問題点も載っている可能性があるし
前後のページを同時に見ることによって知識を増やす
*簡単な内容であればここまででOK。
(アシスタントレベル)
⑤条文
理由:やはり条文を調べないことには怖くて前に進めません。
条文にしかない情報の場合も多々あるのでリスクヘッジの為に必要
⑥見田村さんメルマガ、MyKOMONフォーラム、TKC税務相談
生々しい税理士からの質問と答えの宝庫
最低限ここまで調べれば、両手ぶらり戦法になることはありません。
ただし良くあるのですが、インターネットで調べた場合に
「出てきませんでした!」と皆さん堂々と言ってくれるのですが
私が調べると結構一発で出てきたりします。
なぜ??と思うことがしばしば。
Bingで調べてるのかな?
Googleで調べて下さいね。
こういうサイトで勉強するのも良いと思います。
私はAND検索しかしていませんが。。。。
それではまた!
港区南青山の税理士法人わかばでした